自然素材の人工的に表現出来ない色や肌目、経年変化の魅力。植物が本来持っている人を引きつける力をシンプルでありながらも目を引きお洒落で楽しめるファサード。石壁は野面積みといって自然石をそのまま積み上げる方法で加工せずに積み上げただけなので石の形に統一性がなく石の魅力(色、肌や形)を表現できます。特に門壁にインパクトを与えたかったことから台形石壁を造作とてもシンプルに仕上げているため立面で個性があり絵になる植物を植えたかった。そこで、台木に鉢植えしたユッカ・ロストラータを配置しました。この植物は50℃から-10℃までの気温の変化に耐えメキシコの砂漠に生きているだけあってとても強くほとんど水やりがいりません。病害虫にも強いのも魅力ですが、カイガラムシがつくと枯れてしまうので消毒は必要です。石積みの背面には、コルディリネ・オーストラリスアトロプルプレア多頭仕上げ。銅葉で背丈があり高低差のバランスをとれる太いものを八丈島から。フェノール樹脂注入材の国産杉で造った木壁には、白蟻やフナクイ虫にも予防効果があり土・水中にも腐りにくく厳島神社にも使われてる木材を使用。メンテナンスの軽減ができる素材や樹木を使用したガーデンエクステリア。
三重県産砂岩/国産杉・檜(低分子化フェノール樹脂加圧注入材)/ユッカ・ロストラータ/コルディリネ・オーストラリスアトロプルプレア
岡崎
Garden Exterior, Simple Modern Taste